事故から13年にあたる2024年3月16日、「原発のない福島を!県民大集会」が福島市パルセいいざかでひらかれ、全国各地から1100人が参加しました。
愛宕陣太鼓連響風組の力強い演奏から始まり、「国際社会や国民の理解を得られないALPS処理水の海洋放出に抗議する」「2度と福島原発事故のようなことは起こさせない」「福島原発事故を風化させない」という実行委員長のあいさつのあと、さようなら原発1000万人アクションを代表して呼びかけ人の落合恵子さんがオンラインで連帯の挨拶をしました。
続いて、福島の様々な現状(生産者の思い、生活再建の状況、健康被害の課題、再生可能エネルギー)が報告され、多角的な「福島からの発信」がされました。
集会の最後には、2024県民大集会アピール が採択され、「福島を風化させるな!」の文字が一面に並ぶプラカードアピールも行われました。
集会後には、同会場内でフクシマ連帯キャラバンの結団式が行われています。フクシマ連帯キャラバンは、2014年からコロナ禍を挟んで8回目の実施となりました。福島県内の被災地や原発関連施設のフィールドワーク、被災者との交流、脱原発と被災者支援への自治体要請、東京電力への要請などにとりくみ、3月20日の代々木公園での集会にも登壇してくれています。
なお、3月17日には福島現地のフィールドワークも行われ、その様子は動画にまとめられています。